33歳(会社員)
初診
10日前に下の物を拾おうとかがんだ際にギクッと来て動けなくなったそうです。
次の日痛みがヒドく、布団から立ち上がるのもやっとで仕事を休んで病院へ行き、レントゲンでヘルニアと診断されたそうです。痛み止めをもらって飲んでいたが、痛みが引かないので来院されました。
来院時、前屈すると右足の母趾と示趾との間(ツボでいうところの太衝)にしびれと痛みがでていました。また、膝の外側の下(ツボでいうところの陽陵泉)にも歩いているとだんだんしびれが出てくるとのことでした。
触診してみると右の腰方形筋、右大殿筋から右足の外側にかけて(経絡でいうと胆経)のラインの緊張が強く出ていました。
うつ伏せが辛そうだったため、右上にして横向けになっていただき、腰部から足先までの筋膜のラインを緩めるよう鍼と筋膜リリースをしました。
また、上半身にも10日間痛みをかばう様な身体の使い方をしていたためか、緊張が出ていましたので可動域をあげるよう施術いたしました。
施術後は大分全身的に軽くなったようでした。起き上がった姿勢も施術前より腰が伸びて足のしびれも今はないとのことでした。
2診(3日後)
前回後、全体的に軽くなり動きやすくなったが、朝の起き上がりがやはりつらいと。足のしびれも以前より長く歩いていられるようになったそうです。まだ前屈動作は怖いのでできないと。
触診上、前回より緊張が少なくなり状態良くなっていました。ただ、痛みが強かったこともあり、動作のたびに力が入りやすくなっているためからだの使い方と体操を指導させていただきました。
3診~7診(25日後)
徐々に症状落ち着いていき、5診目の時点で初診時と比べ、2割程度の症状となりました。
もう日常生活では支障のない程度にまでなりました。5診目からリハビリもしてもらいストレッチも取り入れていただくよう指導させていただきました。
7診目、以前のように怖さもなくり身体を使えるようになったとのことでしびれも出なくなったそうです。
触診上の身体のバランスも良くなり1ヶ月に1度ペースでメンテナンスをお勧めし、終了しました。